LAKESIDE WIND ORCHESTRAの歴史

 レイクサイドウインドオーケストラは、1999年3月に、滋賀県大津市を拠点として活動を開始した吹奏楽団です。

 ここでは、レイクサイドウインドオーケストラのこれまでの歴史を記しています。

 複数の人に確認の上、文章化していますが、当時をご存知の方で間違いなどがありましたら、ご指摘をお願いいたします。

結成前夜

 中学校、高校卒業後も、夏になるとなんとなく大津市民会館(滋賀県吹奏楽コンクール会場)に集まっていた数人の仲間が、いろいろな人たちの後押しをうけて「吹奏楽団を作ろう!」と言い出したのが、そもそもの始まりでした。いまでこそ生涯学習や社会教育などが盛んになっていますが、当時は楽器はおろか、練習場所すら見つからない。公民館や地域センターなどにお願いをしても「音を出す団体はお断り」と門前払いされる事もしばしば…。当面は、市内の学校の先生方にお願いをして、楽器の手配や練習場所の提供などで、快くご協力をいただきました。

 結成に至る過程で、中谷満先生(大阪フィルハーモニー)と知り合う事ができました。いろいろ相談をさせていただいたりする中で、「一般バンドの運営は難しい。5年続いたらたいしたものだ。」という厳しいお言葉もいただいたことも…。それでもやる、という我々に対して、「5年続いたら、一杯おごってやる。」という約束をしていただきました。これは今も、演奏会のたびに中谷先生が語られるネタになっています。

結団式

 1990年3月**日。我々にとっては思い出の地でもある、大津市民会館。(正確には、市民会館に併設された、中央公民館の会議室、ですが…)数人から始まった新吹奏楽団の立ち上げは、できる限りの吹奏楽経験者に声をかけることで、50人以上の仲間を集める事ができました。ジュースで乾杯をし、まだまだ楽器が足りない事、定期的な練習場所が確保されていない事などの不安要素だけでなく、状況次第では大津市の姉妹都市であるドイツへの演奏旅行が行われる可能性があることなども伝えられました。ただ、今から考えると、「同窓会感覚で、久しぶりに楽器を吹いてみよう」という人もいたはず。楽器も何もない状態で、突然ドイツ、なんて言う話をされたら、胡散臭く感じる人もいたのかもしれません。

 しばらくは大津市内の中学校などをお借りして練習をしていましたが、特に目標もなく、何となく選んだ楽譜を吹いてみるだけ、という練習が続くうち、どんどん人は減っていってしまい、あげくの果てには数人でアンサンブルをしているような日も出てくるようになりました。

吹奏楽コンクールへ

1周年記念 スプリングコンサート

to be continue

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